スキューバダイビングの時にダイバーがよく使う「ダイビング用語集」
今回は、スキューバダイビングでよく使われる用語についてご案内させていただきます。専門的な言葉も出てきますが、そこまで難しい言葉はございません。既にダイバーの方も、これからダイビングを始められる方も、ダイビング参加時のご参考になれば嬉しいです。
スキューバダイビングの時にダイバーがよく使う「ダイビング用語集」
スキューバダイビング用語
軽器材 (マスク・シュノーケル・フィンなど)
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・マスク
ダイビング用の水中メガネ(ゴーグル)のことを、ダイビングではマスクと呼びます。水泳用ゴーグルとは異なり、スキューバダイビングでは鼻まで隠れるものを使います。また、曇らないようにする為、曇り止めを中のレンズに塗ります。視力が弱い方の場合、度つきのレンズを使用することも可能です。コンタクトレンズを装着して使用される方おられます。
マスクの中に万が一水が入った場合
→ダイビング講習で取得する「マスククリア」をします。
(水中でマスクの内側に入った水を出す方法)
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・シュノーケル
水面を移動する際に使われる器材のこと。スノーケルとも。
シュノーケルは、ダイビングや水泳などの水中活動を行う際に使用される器材の一つで、基本的には長い管の形をしています。その一端には口を当てるためのマウスピースがあり、反対側は空気を吸い込むための開放部分となっています。
水面に浮いているときに、顔を下向きに水中に向けたまま自然な呼吸を続けることができるのがシュノーケルの大きな特徴です。水面下の景色を楽しみながらゆっくりと泳ぐシュノーケリングや、ダイビング中に一度浮上した際の休息時間に活用されます。
また、初心者でも比較的容易に扱うことができ、安全面でも重要な役割を果たします。例えば、ダイビングを行う際には必ずパートナーと一緒に行動するルールがありますが、もし何らかの理由でパートナーとはぐれてしまった場合、シュノーケルを使って水面で呼吸を続けることができます。
これらの理由から、シュノーケルはダイビングにおける重要な器材の一つとして認識されています。
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・フィン
フィンはダイビングやスノーケリングなどの水中活動を行う際に、足に装着する器材で、一般的には「足ヒレ」や「フィン」と呼ばれます。フィンは自然の水中生物が泳ぐときの原理を利用してデザインされており、それを応用して人間が水中をスムーズに移動するための補助器具となります。
材質については、ゴム、プラスチック、ウレタン、混合タイプなどがあります。それぞれに特徴があり、例えば、ゴム製のフィンは耐久性があり、厳しい環境下でも使用することができます。一方、ウレタンやプラスチック製のフィンは軽量で、特に水上での移動や長時間の使用に適しています。
また、フィンは一年を通して使用することができますが、夏用スーツ用と冬用スーツ用といった、季節によって適したものを選ぶことも大切です。これは、ダイビングスーツの厚さによりフィンのフィット感が変わるためで、特に冬用の厚手のダイビングスーツを使用する際には、フィンのストラップを調節できるものを選ぶと良いでしょう。
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重器材
・レギュレーター
水中で呼吸をするために必要な器材のことです。タンクに付ける「ファーストステージ」、口につける「セカンドステージ」、ファーストステージとセカンドステージを結ぶ「中圧ホース」の3つから構成。
海の中でホースが万が一外れた場合
→パージボタンを押します
パージボタン(セカンドステージの前面についているボタンのこと)。ボタンを押して使うことで入った水を外に吐き出してくれます。
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・コンパス
方位磁石のことです。水中で自分がいる位置を知るために使います。
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・残圧計
タンク内にある空気の圧力を測定するための計器のこと。
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・深度計
水深計。ダイビング中の深度を測定するための計器です。
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・オクトパス
緊急の際に使う予備のレギュレーターのことです。目立つように黄色になっています。以前放送されたテレビドラマのDCUでは、子供時代の横浜流星さんがこのホースを吸って生還されています。
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・BCD
BCD(Buoyancy Control Device)は、ダイビングに必要な重要な器材の一つで、日本では「BC」とも呼ばれます。文字通り、これはダイバーが自分の浮力を制御するための装置であり、水中での浮き沈みを調整します。
BCDの主な機能は、ダイバーが水中でニュートラル浮力(浮上も沈下もしない状態)を保つことを可能にすることです。これにより、ダイバーは水中を自由に動くことができ、リラックスして周囲の海洋生物を観察することができます。また、BCDは水面に浮かぶための浮力も提供します。
BCDには複数のコンポーネントがあります。空気の注入・排出を行うためのインフレーター、ダイバーが空気を注入するためのタンク、体に装着するためのハーネスなどです。これらの部品は全て一つのシステムを構成し、ダイバーが水中で適切な浮力を維持できるように作用します。
ダイビングでは、浮力の制御が非常に重要であり、その技術はダイビングの基本スキルの一つとされています。BCDはそのスキルを実践するための重要なツールとなるため、ダイビング器材の中でも特に重要な存在と言えます。
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ダイブコンピューター
ダイブコンピューターは、現代のダイビングにおいては、ほぼ必須の器材となっています。これは、ダイバーが安全に潜水を行うための重要な情報を提供するためのデバイスで、多くの場合、腕時計のような形状をしています。
ダイブコンピューターは、あなたが水中にいる時間と深度を計測し、それに基づいてあなたが安全に潜水できる時間(無減圧停止時間)を計算します。これは、潜水中に体内に溜まる窒素の量を計算し、それによりダイバーが減圧症になるリスクを最小限に抑えるのに役立ちます。
また、ダイブコンピューターは、潜水後の表面間隔(水面で過ごす時間)を計算し、次の潜水が安全に行えるかどうかを示す情報も提供します。これにより、連続的に潜水を行う際にも安全を確保することができます。
ダイブコンピューターは、潜水の安全性を大幅に向上させ、ダイビングの楽しみを最大限に引き出すことができる重要な道具です。海外のダイビングスポットでは、ダイブコンピューターを持っていないと潜ることが制限される場所もあります。このような理由から、ダイブコンピューターはダイビング器材の中でも特に重要なものと言えます。
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ウエットスーツ
ウエットスーツは、ダイビングの世界においては絶対に必要なアイテムの一つであり、その主な目的は保温と保護です。このスーツはゴム製の素材でできており、水をスーツの内側に保持することでダイバーの体温でその水を暖め、絶縁層を作り出します。これにより、水中での冷却を抑え、ダイバーが長時間快適に潜水することを可能にします。
ウエットスーツは、ワンピースタイプとツーピースタイプがあります。ワンピースタイプは全身を覆うデザインで、寒冷な水域での潜水に適しています。一方、ツーピースタイプは上下別々のパーツで構成されており、それぞれ単独で着用することも、重ね着することも可能で、気温や水温に応じて柔軟に調整できます。
また、ウエットスーツはダイバーを水中の危険から保護します。鋭いサンゴや海洋生物による傷や、紫外線による日焼けからも保護してくれます。日本では、ウエットスーツは主に春から秋にかけて使用され、冬にはより厚手で保温性の高いドライスーツが使用されることが多いです。
ウエットスーツはその効果的な保温性と保護機能により、ダイバーが安全かつ快適に海中の世界を探索するために必要不可欠な装備となっています。
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ドライスーツ
ドライスーツは、激しい寒さの中でのダイビングを可能にする特殊な防寒装備です。ウェットスーツとは異なり、その名前が示す通り、ドライスーツは体を完全にドライ(乾燥)状態に保つことができます。これは、スーツが水を遮断し、体が水に触れないように作られているためです。
ドライスーツは、ブーツも一体型になっていて、特殊なゴムで首や手首が密閉されています。その結果、水がスーツ内部に侵入することはありません。つまり、水中で冷えた海水が体に直接触れることがなく、大幅に保温性が向上します。
また、ドライスーツは一部に空気を注入できる機能があり、これによって浮力調節を行うこともできます。これにより、ダイバーは深く潜ったり、水面に浮かんだりするときに柔軟性と制御性を保つことができます。
しかし、ドライスーツを操作するには特別な技術と訓練が必要です。初心者のダイバーがドライスーツを初めて使用する際には、専門のインストラクターから指導を受けることが推奨されます。
ドライスーツは、ダイビングのテレビドラマや映画でよく見かけるかもしれません。その理由は、彼らが寒冷な海洋環境で撮影されることが多いからです。日本では、ドライスーツは主に冬の間に使用されます。寒い季節でもダイビングを楽しみたいという方々には、ドライスーツは絶対に必要な装備となります。
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・ウェイト
鉛でできた重りのことです。ダイビングスーツの浮力を相殺して水中に沈むために使います。ドライスーツなどは浮力が大きい為、ウエイトをつけないと基本的には水中には沈めません。
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タンク
ダイビング用のボンベのことを、タンクやシリンダーと呼びます。基本的には中の期待は酸素100%ではなく、空気が入っています。
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エントリー
ダイビングを始めるために水面に入ること。
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エキジット
ダイビング後に水面から上がること。
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潜降
水面から水中へ水深を下げていくことをいいます。
ボートを海上にとめる際に使うアンカーロープなどを使い、ゆっくりと耳抜きをして潜降する事も可能です。
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中性浮力
水中で浮きも沈みもしない留まっている状態のこと。Cカード講習中に習得必須スキルになっています。
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バディシステム
ダイビングの基本でもあるバディ・システムは、安全に潜る為に、必ずバディと呼ばれる相手と共にダイビングをすることです。
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ハンドシグナル
水中では会話が出来ないために、手を使ったジェスチャーでコミュニケーションをとることをいいます。
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耳抜き
ダイビングにおける「耳抜き」は、実際には耳だけでなく、その他の空気室(中耳、副鼻腔など)の圧力を調整するための重要なプロセスです。海やプールで潜水する際、水深が増すごとに水圧も増します。この増加した水圧が、特に耳やその他の空気室に不快な感じや痛みを引き起こすことがあります。これを防ぐためには、頻繁に「耳抜き」をする必要があります。
「耳抜き」は、通常、鼻をつまんでゆっくりと息を吹き出すことで行います。この行為により、鼓膜の圧力が外部の水圧と同等になり、不快感や痛みが解消されます。
しかし、耳抜きを正しく行うことは、特に初心者にとっては難しい場合があります。ダイビングライセンスの取得過程では、この耳抜きのテクニックを正確に理解し、安全に実行できるようにするための練習が含まれます。
耳抜きの重要性を理解し、それを正しく行うことで、ダイバーは自身の身体を保護し、水中での経験をより楽しみ、より快適にすることができます。ダイビングの楽しさを十分に味わうためには、この基本的なスキルを身につけることが非常に重要です。
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マクロ
1~5㎝くらいの生物のことを指す。体長の小さな生物をレンズで通してから大きく撮影することからマクロといわれています。
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ワイド
景色や大きな生物などを撮影するのに向くワイドレンズからきています。また、魚の群れや大物、地形などを広い視界で楽しむダイバーのことをワイド派ダイバーと言います。
以上、スキューバダイビングの用語特集でした!
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